◇ 使用するフィギュアの紹介。
        ◇ やはり、あると便利なフィギュアケース。
        ◇ 手始めに簡単な設計図(展開図)描きます。
        ◇ アクアリウム用装飾品を使ってみます。
        ◇ 再度、縁の下のチカラ持ちを作ります。
        ◇ 水中っぽい背景を作ります。
        ◇ 全体を調整しながら組み立てていきます。
        ◇ 編集後記、イカ娘でジオラマフィギュアを作ってみて…
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◇ 使用するフィギュアの紹介

次に取り組むのは水中をテーマにしたジオラマです。使用する嫁(フィギュア)はコトブキヤ様から2011年10月に発売された、 「侵略!イカ娘」より、1/8スケール 「イカ娘」。「侵略!イカ娘」は週刊誌少年チャンピオンで連載された日常系ギャグ漫画です。 ゲーム化とアニメ化も2シーズン放送され人気を博しました。人気はあってもそれはオタク界隈でのことです。 このフィギュアだけでは一部の人にしか分かりません。そこで当作品の漫画やアニメを見ていない人でも、 見て納得(?)するジオラマにしていきます。
今回モデルになっていただくフィギュア(嫁)
 「侵略! イカ娘」 1/8スケールフィギュア 「イカ娘」
発売月:2011年10月  スケール:1/8  製品サイズ:全高 / 約220mm
価格:6,800円(税抜)  製品仕様:PVC塗装済み完成品フィギュア  素材:PVC・ABS
原型製作:タカク&タケシ  製作・販売元:コトブキヤ
◇ やはり、あると便利なフィギュアケース
今回も左のフィギュアケースを使います。身長22cmのイカ娘には少し大きめですが、ジオラマのパーツで 賑やかに飾ろうと企んでいます。使う材料はタケダの模型材料の他に、水中を連想させるため、 アクアリウム用の素材も使おうと考えています。作る前から、材料が散らばってしまうのが 容易に想像できるのでフィギュアケースに頼った作りになります。
◇ 手始めに簡単な設計図や展開図を描きます。
まず設計図を描きます。先の作品と同じく職場PCの描画アプリを利用し、フィギュアケースのサイズを元に大まかに 展開図を作図しました。展開図は「前から見た状態」「横から見た状態」「上から見た状態」のものです。 この辺は理系の人ならよく分かると思います。先にも記しましたが特に厳密な設計図は必要ありません。 頭の中でイメージしたものをラフなスケッチ程度で描いていればOKです。描くことで後から修正する部分が 客観的に見えてきます。取りあえずこの展開図を製作の「とっかかり」にします。
◇ アクアリウム用装飾品を使ってみます。
水中の様子をジオラマ化するには、一目で水中と分かるようなパーツが必要です。 今回はタケダの模型材料だけではなく、市販のアクアリウム用装飾品を使います。 左上は高さ約13cmの3個セット、右上は高さ約30cmの水草、どちらもamazonで手頃な価格で売っていたので入手しました。 フィギュアのイカちゃんが白と青の衣装なので、それに合わせた色合いを選んでいます。 このような水草素材は魚を扱うペットショップやホームセンターでも入手できます。
タケダ スチロール丸棒
1・2・3・5mm
1袋5〜8本入¥400(税抜)
amazonへリンク
取り寄せた水草は水中用なので自立しません。そこで支えにタケダのスチロール丸棒φ1mmを利用します。 上中央画像のようにボールペンのような長いものにスチロール丸棒を巻き付けます。 巻き付けるとスチロール棒に柔軟に曲がり癖が付きます。 この状態で3個セットの水草に絡ませれば左のように自立してくれます。 意外にスチロール棒が目立ちません。
次に長い水草です。この水草は長さ30cmありスチロール丸棒では支えきれません。そこでタケダのアクリル角棒2mmを利用。 水草の根元部分にアクリル棒を添えて輪ゴムを強めに巻きます。輪ゴムは幅広のものが良いですが無ければ数本を巻き付け しっかりと固定します。結わえたアクリル棒に水草を緩やかに巻き付けていき適当な処でアクリル棒を切断します。 所々スチロール糊で固定しながら全体のバランスを見て、なるべくアクリル棒が目立たないよう整えます。 あまり広がらないようにするのがポイント。ゴムバンドの部分は後で何かしら処理をして隠します。
タケダ アクリル角棒
2/3/4/5mm 長さ400mm
1袋5〜8本入¥400(税抜)
amazonへリンク
◇ 再度、縁の下のチカラ持ちを作ります。
先の作品でも作った海底の下に入れる「#型」枠を作ります。スチレンペーパー5mm厚を利用し、フィギュアの台座より1mm程度高くします。 「#型」の中にフィギュアの台座が収まるカタチです。長さはフィギュアケースの大きさに合わせ約32cm。 フィギュアの台座の大きさは約直径15cmなので、「#型」の内側の一辺は余裕を持って26cmにします。 後でレイアウトを変更しフィギュアの立ち位置が変わっても対応できるよう考慮してあります。
「#型」部分を組み合わせ中にフィギュアを立たせたのが左の画像です。「#型」の端には厚さと同じ幅で切れ込みを入れています。 組み合わせることでパーツが交差し、前後左右にズレることなく設置できます。実際には見えない部分ですが、 台座を隠すためと、海底を安定させるためには必要になってきます。
水草とフィギュアをケースに入れバックにタケダのアクアシート・ブルーを湾曲し立たせて仮組。 完成すると右の画像のようになります。でもまだ粗が目立ちます。 先の輪ゴムの部分、水草のレイアウト、床下部分の隙間、そして何よりフィギュアを支える支柱。 色合いは合っていますが、直線的な形が周りと比べて浮いた感じです。 台座部分は海底下の「#型」の中に納まるので問題はありません。
タケダ スチレンペーパーB4
1・2・3・5・7o厚
1袋2〜4枚入¥620(税抜)
amazonサイトへリンク
タケダ アクアシート
450×600mm 0.2mm厚
1袋1枚入¥216(税抜)
amazonサイトへリンク
◇ 水中っぽい背景を作ります。
どのような背景がいいかと考え、何かしらヒントを得ようとwebで検索、すると「モビール」というものを見つけました。 「モビール」とは簡単に説明すると吊るして飾るオブジェです。デパートや催し物で天井から吊るされているのをよく見かけます。 更に検索していると水中生物を折り紙や切り紙でモビールを作って紹介しているサイトを発見!  これは使えると思い、それらからヒントを得て作ることにしました。 ここではタケダのアクアシート・ブルーが大活躍します。
タケダのアクアシート・ブルーを幅12cmくらいの短冊に切り
ます。その短冊を幅5〜7mmに刻んでいきます。
刻んだパーツを半分に折って折り目を付けます。
刻んだパーツを上画面のように開き、両端から約10mm程の
箇所に対になるよう、幅半分の長さの切れ込みを入れます。
両端を交差させ、切れ込み部分を引っ掛けて、両端を尾ヒレ
のように鋭角に切り落とすと魚の形になります。
切れ込み部分の位置や背ビレのような折り目を入れると
色々な形に作れます。
魚を残りのアクアシートにセロテープで仮止めします。本体
を組み立てるときに位置を調整しスチレン糊で固定します。
◇ 全体を調整しながら組み立てていきます。
先に問題視したフィギュアを支える支柱ですが、タケダのアクリル棒3mmを代わりに使います。 フィギュア本体と支柱の接合部分は「枕」のようなパーツを介してフィギュアのお尻とスカートに挟むような仕組みでした。 「枕」と支柱は差し込み式で、その形状に合わせてアクリル棒の先端を削り支柱として使います。 左の画像の中央に写っているのが、その「枕」です。 海底パーツはスチレンペーパーをケースの大きさに合わせて切り出し、支柱が通る部分に穴を開けます。 魚たちを貼り付けた背景パーツと地面パーツと「#型」パーツを仮組みしたのが左の画像です。 背景パーツは湾曲して自立させています。支柱と地面パーツの下に「#型」パーツとフィギュアの台座があります。 こうして見ると全体の構造が掴めると思います。
タケダ ジオラマモス
緑系4色/白系1色
1袋¥450(税抜)
amazonへリンク
海底にはamazonで購入したアクアリウム用の彩り石を
置きます。全体の色調に合わせてアクアブルーの色を
選択。本来はタケダの模型材料から選びたいのですが、
砂か砂利では何とも色気が無く…。
水草の根元付近にタケダのジオラマモスを置きます。これで先にも記した水草の根元の輪ゴムを隠せます。
用意できたパーツを下から順に配置し体裁を整えていきます。彩り石は傾けると転がってしまうため、 一つ一つ両面テープで固定しています。彩り石の大きさと形が均一なので違和感が出るかと思いましたが、 意外に周りと溶け込んでくれています。 ジオラマモスの配置は適当な大きさに千切り水草の根元の隙間に埋めていく要領で配置します。 水草の向きはフィギュアの髪(触手)と干渉しないよう気を付けて向きを整えていきます。
◇ 編集後記、イカ娘でジオラマフィギュアを作ってみて…
先の作品作成の経験も備わり、今回は良くできたと自負しております。 タケダ模型材料以外を多用した理由は、弊社商品力の開発強化に繋げたいからです。 フィギュアに話を移すと、実はイカ娘の物語の大部分は夏の海辺にある海の家が舞台になります。 ジオラマのような海中はあまり出てこないのです。 しかしながら製作時期が夏季だったこともあって涼しそうな海中の表現に拘ってしまいました。 余裕があれば海底にカニや貝のような脇役パーツを作って配置してみようかと思っています。
タケダ本社の商談コーナーに飾られている2作品。


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